1. 膨張軟化装置「ラブストーン」

製品情報

膨張軟化装置「ラブストーン」

農家も農協も処理に困る大量の籾殻。明和工業なら、体積を半分にしたうえ、処理後の原料を高性能コンポストやキノコの培地に活用できます。

  • 膨張軟化装置「ラブストーン」

特徴

  • 硬く分解しにくい籾殻を爆砕(膨張軟化処理)し、吸水性に富んだ物質に変換します。
  • 膨張軟化処理された籾殻は、コンポストの基材や、キノコの培地、バイオエタノールの原料として利用可能です。
  • 豆の殻、麦の殻、そばがら、貝殻、木質チップ、チップダスト、魚のあらなど、幅広い原料に対応可能。
  • 爆砕の過程で雑草の種子や病害虫が死滅するため、安心して再利用が可能です。
  • 完全密閉型の処理方式を採っているため、騒音やダストがほとんど発生しません。
  • ボタン一つで自動運転が可能。運転前後の内部清掃も不要です。
  • コンパクトかつ高い耐久性を有し、設置や維持に困ることがありません。

特にオススメの使用場所

穀物の共同乾燥施設(カントリーエレベーター、ライスセンターなど)

納入事例

  • 籾殻を理想的な敷料に変える膨張軟化装置
    硬くトゲのある籾殻が、家畜のための理想的な敷料に早変わり。

    岩手県の共同乾燥施設では、困っていた籾殻の処理機として膨張軟化装置を導入。処理した籾殻は吸水性に富み、ソフトな触感となるため、家畜の糞尿をよく吸収する、理想の敷料になります。導入地域は前沢牛などで知られる畜産の名所であるため、畜産農家に処理後の籾殻を提供することで、籾殻が山積みになる問題が大幅に改善されました。

  • 地域で発生する大量の籾殻を材料に
    堆肥の材料。海外から輸入するより、地域にある籾殻で作りましょう。

    近年の環境意識の向上により、生ごみや畜糞などの堆肥化によるリサイクルは一般的になっています。しかし、堆肥を作るための基材としてメジャーであるピートモスは、多くは海外から輸入したもの。明和工業の膨張軟化装置を使って処理した籾殻は、ピートモスに勝る堆肥化性能を有していることが、石川県内の大学との共同研究により明らかになりました。遠方から輸入せずとも、地域で発生する大量の籾殻から原料を生産できるようになります。(家堆粉の商品紹介ページはこちら

仕様

処理能力最大 800 [kg/h](短粒種 / 籾殻ベースで)
動力22 [kW]
オプション窒素源供給装置、発酵菌添加装置、原料搬送、排出コンベヤ、カットゲート